1.BS-DSRフレームで現れる認識の源泉――場と視点
2.原初認識――場と視点の対応
3.対応から対比へ
4.対比から傾斜へ
5.傾斜から領域へ
6.意味の認識プロセス――視点ベースの意味生成
7.視点がとらえる客体の源泉――外発・内発
8.意味の中身・入れ物――内核・外殻
9.意味とは関係であり、関係は傾く
10.意味構造の生成プロセス――客体ベースの意味生成
11.意味を変容させる基本構造
12.結論――意味のはじまりは、関係のたちあがり
1.BS-DSRフレームで現れる認識の源泉――場と視点
1) BS-DSRフレーム―領域・構造・関係―であらためて、認識とは、意味とは、を考える
2) 「なにかがある」を俯瞰してみえるもの
2.1) なにか =「ゆらぎ」――とらえられる「客体」
2.2) ゆらぎが存在する場所 =「場」
2.3) 場にゆらぎがあることを捉える主体=「視点」――「何かがある」を確認する「主体」
3) 発現前――視点が発現する前――客体がとらえられていない状態の場が広がっている
4) 原初発現――場に視点があらわれる――視点の発現
5) 原初認識――視点が客体をとらえる――視点と客体の対応の発現
6) 原初発現=原初認識――対応(主体ー客体)が成立してはじめて視点は視点として成立する
(補足)「ゆらぎ・場・視点とはなにか、どうやってあらわれるか」は、
専門家(物理学者・哲学者)に委ね、本理論では扱わない
――本理論のねらい=「存在しているゆらぎ」がどのように意味を形成するか
2.原初認識――場と視点の対応
1) 視点の発現 → 視点と客体の対応の発現
2) 原初発現=視点の発現――場に視点が現れる
3) 原初認識――視点が客体を認識する――「なにかがある」
3.1) 「なにかがある」=「自分(視点)がいる」
――視点の存在認識=自己認識=主体認識(客体認識)―生まれたての赤ちゃん
3.2) あらわれた視点が客体を認識する――視点と場の対応関係のあらわれ
――「自分」と「なにか」が対応をはじめる
4) 視点のあらわれは、対応のはじまり
4.1) 「なにかがある」=「ある」は「ない」がないと存在できない
――「ある」と「ない」が対応してはじめて「なにかがある」が立ち上がる
4.2) 「ある」「ない」を確認しないと「なにかがある」はたちあがらない
――確認する視点がないと「なにかがある」はたちあがらない
4.3) 視点はどこにたちあがるのか?――視点は場がないとたちあがらない
4.4) 場は視点がないと存在確認できない=視点は場がないと存在できない
――場と視点の対応がないと認識は立ち上がらない
4.5) 視点(主体)と場(客体)の対応が最初のたちあがり=原初認識
4.6) 原初認識=視点の発現(原初発現)=対応の発現
5) 対応の構造――関係の最小単位
5.1) 「ある」と「ない」の対応
5.2) 場と視点の対応
5.3) 主体と客体の対応
5.4) 0 と 1 の対応――「0/1 bit 構造」
6) 0/1 bit ――関係の最小単位=意味の最小モデル
6.1) bit は最小の関係構造
――bit は 0 と 1 という二つの状態から構成
――その意味は、どちらか一方にあるのではなく、両者の対応関係
――1 自体に意味はない――「0 に対応するもの」
――0(ない)と 1(ある)だけの構造= 0 と 1 の対応
――0 と 1 は主体と客体として読み替え可能
――関係の最小形態
6.2) bit は意味の最小モデル
――bit は意味が立ち上がる最小の構造モデルとして理解可能
――1は0がないと意味がない/0が存在しないと1も存在しない
――bitは意味のはじまりが関係であることを具体的にあらわすもの
6.3) 0/1 bit からみえるもの――関係は意味の最小単位
7) 原初認識で視点が認識する「単一性」
7.1) 場に視点以外の客体がないとき、視点は何をとらえるか
――とらえられる客体の無い場=ゆらいでいない場
――視点がとらえる客体=ゆらいでいない場
7.2) 原初認識――場と視点の対応だけ――他の客体は存在しない
――視点がとらえる場はゆらいでおらず、へだたりもない――単に「ある」だけ
――そこで視点が認識するもの=単一性
7.3) 0/1 bit 構造 の内部視点/外部視点
7.3.1) 内部視点――0からみた1、1から見た0 ――単一性が見える
――1 には意味はない=1でなくてよい、Aでも赤でも1aでもなんでもよい
――単に、対応する客体が「ある」という意味だけ
7.3.2) 外部視点――外側から 0 と 1 を並べて観察する――0 と 1 の対応が見える
――複数客体の「へだたり」が見える
3.対応から対比へ
1) 対応の内部視点・外部視点
1.1) 対応の内部視点からみえるもの =単一性
――単一性は、ゆらいで見えない――ゆらぎはない
――単一性にはなんら違いがない――意味は宿らない
1.2) 対応の外部視点から見えるもの = 対応
――対応内部の主体と客体の「へだたり」が見える=「二項性」が見える
――対応の外部視点からは、客体(対応)が二項性を有する=「へだたりがある」
2) へだたりがあると、ゆらいで見える――ゆらぎがあらわれる
3) ゆらいでいるゆらぎには、へだたりがある
4) へだたりがあると、その両側の「対比」があらわれる
5) 単一性がやぶれる=二項性があらわれる(二項性の発現)
6) 二項性の現れ方
6.1) ゆらいでいない場がゆらぎだす――へだたりが発現する=場が二分される
6.2) ゆらいでいな場に視点とは別の客体が発現する――視点が場と別客体の対応をとらえる
――「場(客体)」と「別客体」の「対応」=「二項性(場と別客体)」の「対比」
――この段階での別客体は単体であり単一性を維持している
――別客体は当初単一性を維持するがゆらいで二分することがある=二項性の発現
6.3) 二項性の現れ方――「へだたりの発現(場/客体の二分)」「客体(主体/視点)の発現」
――発現した客体は、視点(主体)になりえる
7) 「へだたりの両側」を対比して見えるもの
7.1) 「両側」がバランスしている――「対称性」「対照的二項性」
――へだたりに傾きはなく、均等にへだたっている――均等にゆらいでいる
7.2) 「両側」が傾いている―――――「非対称性」「非対称的二項性」
――へだたりが傾いており、不均等にへだたっている――不均等にゆらいでいる
7.3) 対称性がやぶれる=非対称性があらわれる=傾斜があらわれる
4.対比から傾斜へ
1) 「均等なへだたり」が傾きだす=対称性がやぶれる
――へだたりが傾いている=ゆらぎが傾いてゆらいでいる
2) へだたりが傾くとと見えるもの――へだたりの両側の差異(違い)――「両側はなんか違う」
3) 「両側はなんか違う」――非対称的二項性
4) 差異を分けるなにか――不均等なへだたり=開いた境界線
――明確な違い(境界線が閉じた状態)ではなく、差異が明確ではないがなにか違う
5) 傾いているゆらぎが固まる=開いた境界が閉じる――場に領域がたちあがる
5.傾斜から領域へ
1) ひらいた境界線は閉じる
2) 境界線が閉じると、ゆれていたゆらぎは境界の内側で固まる
3) 閉じた境界の内側で、固まって範囲が確定したゆらぎは領域としてたちあがる
4) 内側の閉じた「領域」は、外側のひらいた場との間で、固定した関係が構築される
5) 外側の場との固定した関係により、内側の領域が意味としてたちあがる
――場(外側)ー関係(閉包境界)ー領域(内側)という意味構造が形成される
6.意味の認識プロセス――視点ベースの意味生成
P0 未認識:場が存在する―――――――――――――――――――(なにもない)
P1 単一性の認識:場に視点があらわれる=視点が場を認識する――「なにかがある」
――視点が認識する客体=場・単一性
――<位相:視点の発現=対応の発現=0/1 bitの内部認識の発現>
P2 二項性の認識=意味の源泉の認識:場がゆらいでいる―――――「へだたりがある」
――視点が認識する客体=場・ゆらぎ・均等なへだたり・対称的二項性
――<位相:対比の発現=0/1 bitの外部認識の発現>
P3 差異の認識=漠然とした意味の認識:ゆらぎが傾いている―――「なにかがちがう」
――視点が認識する客体
=場・ゆらぎ・不均等なへだたり=ひらいた境界線・非対称的二項性
――<位相:傾斜の発現>
P4 領域の認識=明確な意味の認識:ゆらぎがかたまる――――――「これは○○だ」
――主体が認識する客体=場・ゆらぎ(外側)・閉じた境界線・領域(内側)
――<位相:意味の発現>
――意味とは――意味の構造体=場(外側)・関係(閉じた境界線)・領域(内側)
7.視点がとらえる客体の源泉――外発・内発
1) 主体と客体――関係の最小単位
2) 主体と視点――主体の中の主体(入れ子構造)――視点と「主体の中の視点以外」の対応
3) 視点と客体――視点からみた客体は単一ではない
4) 視点の外部と内部――視点の内側の客体
5) 外発的認識・内発的認識とその認識客体の源泉
5.1) 外発的認識=視点が視点外部を客体としてとらえること
5.1.1) 外発的認識の構造: 視点―五感ー客体(視点外部)
――視点が属する身体的機能(五感)を介して、自然現象・物理特性をとらえる
5.1.2) 外発的認識客体の源泉=自然現象・物理特性
5.2) 内発的認識=視点が視点内部を客体としてとらえること
5.2.1) 内発的認識の構造: 視点=客体(視点内部)
――視点が視点内部からわきあがる「ゆらぎ」を直接とらえる
――主体(視点)と客体が重なっている
5.2.2) 内発的認識客体の源泉=記憶
6) 非言語認識・言語認識――双方とも外発的/内発的両位相を取りうる
8.意味の中身・入れ物――内核・外殻
1) 客体が意味になる=意味がある――「意味がある」とは何がある?
――「意味の中身がある」、あるいは、「<意味がある>という状態がある」
2) 意味の中身がある――意味の中身=「内核」
2.1) 内核は無限発散する→発散すると意味にならない
2.2) 意味になるには発散を止める―発散を閉じ込める「入れ物」の存在が必要
2.3) 内核(意味の中身)は発散するので意味の最小単位が規定できない
――内核は意味の最小単位にはならない
3) 「意味がある」という状態がある=意味の入れ物がある――意味の入れ物=「外殻」
3.1) 「入れ物」は中身に関係なく「ある・ない」が規定可能=0/1 bit構造
3.2) 外殻がないと内核は無限発散する→意味がある=意味の外殻がある
3.3) 外殻がある=中に内核をもつなんらかのまとまりがある
――外殻がある=意味がある
3.4) 外殻は内核ではない=「意味の中身」の意味を持たない
――外殻が現す唯一の意味=あるか・ないか
→「ある」は「ない」がないと意味をなさない (逆も真なり)
→「ある」「ない」は単独では意味ではなく、合わせて「ある・ない」で意味形成
= 0/1 bit 構造――1 は 0 がないと意味をなさない (逆も真なり)
3.5) 外殻が現す唯一の意味= 0/1 bit ――最小単位の関係構造
4) 「意味がある」とは
4.1) 内核だけでは発散して意味は形成されない――0だけだと発散して意味は形成されない
4.2) 外殻は内核がないと生成されない――――――1は0がないと生成されない
4.3) 意味があるとは=「意味が内核・外殻の二位相構造を形成している」
9.意味とは関係であり、関係は傾く
1) 意味とは関係である
1.1) 意味は外殻がないとなりたたない=意味とは外殻である
――外殻は内核がないと出てこない→外殻がある=外殻の内側に必ず内核がある
1.2) 外殻= 0/1 bit――意味の最小単位は関係である――関係の最小単位 0/1 bit
2) 関係は傾く――傾斜が関係の方向性を決める=意味を決める
2.1) 関係は、方向付けが生じうる構造
――1 と 0 のへだたりが、1 あるいは 0 のどちらかに寄る=傾く
2.2) 方向づけが生じていない関係=対称な関係――境界線が傾いていない=へだたりが均等
2.3) 境界線が傾くと、関係は非対称になる――傾斜/非対称の度合いで意味が変わる
――意味が形成される方向は傾きが決める
3) 関係の傾斜発展モデル
P1:単一性の認識<対応位相>= 未対比関係(対比前対応開始)――――「なにかがある」
――視点の発現――主体(視点)と客体(場)が対応関係を開始
――対応の発現・0/1 bitの内部認識の発現
――内部視点からみえるのは単一性のみ――まだ関係は見えない
P2:二項性の認識<対比位相>=無傾斜関係=対称関係(対比開始)――「へだたりがある」
――0/1 bit の外部認識の発現――外部視点から二項性=関係が見える(関係の認識)
――関係はまだ対称・均等(無傾斜)・
P3:差異の認識<傾斜位相>=不確定傾斜関係=方向未定の非対称関係―「なにかがちがう」
――傾斜の発現――関係が傾き非対称になる
――境界線はひらいており、方向性/意味は不確定
P4:領域の認識<意味位相>= 確定傾斜関係=方向確定の非対称関係―――「これは○○だ」
――境界の閉包=領域の発現――非対称性の確定=傾斜が確定→意味が形成
4) 傾斜の源泉による関係の類型
――傾斜の源泉により関係を類型化できる
4.1) 無傾斜関係――Correspondence(対応)
――対称な関係
――傾斜なし→方向性なし
――並置・隣接・対応
4.2) 構造的傾斜関係――Configuration(配置)
――非対称な関係
――傾斜あり→方向性あり
――傾斜源泉―外発的作用(上下/高低/内外/重力/温度/圧力 等―人の意志以外)
――外発的方向性――人に関わらず空間的・物理的構造により向きが決まる
4.3) 意図的傾斜関係――Orientation(志向)
――非対称な関係
――傾斜あり→方向性あり
――傾斜源泉――内発的作用(意志・選択・好み 等――人の意志)
――内発的方向性――人が意図的に向きを決める
10.意味構造の生成プロセス――客体ベースの意味生成
1) 内核・外殻の生成プロセス
1.1) 原初位相(内核の発現)
――P1:<対応位相>視点の発現=対応の発現――0/1 bit内部視点の単一性の認識
――未対比関係の発現――内部視点からは関係がまだ見えない/外部視点はまだない
――P2:<対比位相>対比の発現――0/1 bitの外部視点の二項性の認識
――外部視点から均等なへだたりと対称な関係がみえる
――P3:<傾斜位相>傾斜の発現=ひらいた境界線の発現――差異の発現=内核の発現
――均等なへだたりが傾き、開いた境界線があらわれ不安定な非対称性があらわれる
――不安定な非対称性が不確定な意味として発散する<内核の発現>
1.2) 構造位相(外殻の形成)
――P4:<意味位相>境界の閉包→領域の発現<外殻の形成>=意味構造の形成
――開いた境界線が閉じると非対称性の発散が止まる
――非対称性が安定することで、境界に囲まれた領域が意味として成立する
――場(外側)と安定した関係(閉じた境界)を構築して領域(内側)が成立する
1.3) 意味生成の構造
=「原初位相・内核の発現(P1/P2/P3)」「構造位相・外殻の形成(P4)」の二位相構造
→ 意味の生成=意味が保持可能な構造として形成
2) 意味構造の基本骨格
= 場 ― 境界 ― 領域
= 外側 ― 関係 ― 内側
= 場 ― 外殻 ー 内核
= 世界 ― 関係 ー 領域
――意味構造 = 場ー関係<領域> = 場ー外殻<内核>
――外殻は内核がないと成立しない――外殻は内側の内核と外側の場の関係を表す
――内側の閉じた領域<内核>と外側のひらいた場をつなぐ関係<外殻>
3) 意味構造は、開いて、閉じる
3.1) 内核の発現<P1-3:原初位相>――開いた構造(開いた境界・開いた場)が立ち上がる
――P1:<対応位相> 場の認識主体の発現
――P2:<対比位相> 対比が発現し、場にへだたりとその両側があらわれ均等に発散する
――P3:<傾斜位相> 場のへだたりが場の片側に傾き、不均等に発散する
――P1-3:<原初位相> 開いた境界・開いた場があらわれ、発散する(均等→不均等)
3.2) 外核の形成<P4:構造位相>――開いた構造を閉じる(境界の閉包・領域の発現)
――境界が閉じると両側の関係が安定化する(不明確なこっち/そっち→明確な内/外)
――外側の場との安定した関係(閉じた境界)から内側の発散がとまる
――発散がとまった内側が領域として発現する
――発現した領域は、外側との安定的な関係に支えられ意味構造を形成する
――意味は、外側ー外殻<内核>=外側ー関係<領域>境界の意味構造として形成される
4) 意味構造の開閉発展モデル
――P0:<ー> 原初・場の存在――開閉がない
――P1:<単開> 視点の発現――客体は単一性――開閉がない(対応の発現)
――P2:<相開> ゆらぎ/へだだりの発現――対称な両側の場がひらく(対比の発現)
――P3:<傾開> へだたりが傾く―対称性が傾き両側の場が非対称になる(差異の発現)
――P4:<内閉外開>境界線が閉じる――内側の場が閉じる=領域になる(領域の発現)
11.意味を変容させる基本構造
1) 位相遷移――閉じた境界線の開放――既存の意味構造が形を変える
1.1) 意味構造生成 : 基本形=原初位相→構造位相
―― 内核の発散→発散の収束 = 流動体→構造体(安定体) = 水 → 氷
1.2) 構造体がひらく : 位相遷移=構造位相→原初位相
―― 閉じた境界線の開放=閉じた領域の開放 → 内核の再発散 → 内核の再収束
―― 別形態の意味構造の形成=意味の変容
―― 水 → 氷 → 水 → 氷(別形態)
1.3) 境界線を開放させる要因
1.3.1) 意味構造 = 場(外側) ー 関係(境界) ー 領域(内側)
1.3.2) 境界が開く=関係が開く=関係がつなぐ両側(場・領域)のつながり方が変わる
1.3.3) 関係がひらかれる要因――両側=外側(場)・内側(領域)での作用
1.3.3.1) 場(外側)での作用――外発的作用(環境変化・前提変更)
1.3.3.2) 領域(内側)での作用――内発的作用(内発的ゆらぎの発現)
1.4) 変容前構造A1→変容後構造A2
――変容前構造A1 = 場Xー関係A1ー領域A1
――構造開放&発散 = 場X、(関係A?)、領域A?
――変容後構造A2 = 場Xー関係A2ー領域A2
2) 入れ子構造の生成――既存意味構造内での新原初位相の発現――既存構造からの新構造発現
2.1) 入れ子構造の発現
――前提:既存構造A1= 場X―関係A1―領域A1、新構造=B?シリーズ
2.1.1) 外部入れ子構造発現――既存構造が新構造B1の内部構造の一部となる
――新構造B1=場X――関係B1ー領域B1(二項性=[構造A1]・領域b1)
2.1.2) 既存構造内部で新構造B1が形成される
――既存構造A1= 場X―関係A1―領域A1(二項性=a1・[構造B1])
――新構造B1=場B1(=領域A1)ー関係B1―領域B1
2.2) 0/1 bit の入れ子構造
2.2.1) 0/1 bit = 関係の最小単位
2.2.2) P1:対応関係―― 0(対応)1 = <1ー0>
2.2.3) P2:対比関係―― 0(視点)ー1(客体=二項性)、客体=<1ー0>
→ [0(視点)ー1(客体=<1ー0>)]
→ [0-1<1-0>]
2.2.4) 対比は対応の入れ子構造になっている
3) 変容パターン
3.1) 場の変容―――外部入れ子構造発現
3.2) 関係の変容――位相遷移
3.2) 領域の変容――内部入れ子構造発現
4) DSR理論でみる「改善」と「新規創出」の違い
4.1) 改善――既存領域の変容――必ず関係の変容を伴う
→ 改善は位相遷移
4.2) 新規創出――既存領域・すなわち既存関係は開放しない
→ 既存関係の外側で新規の関係を立ち上げる
→ 新規創出は入れ子構造発現
4.3) 意味の発現=新規創出――「意味は関係からはじまる」の意味を再確認できる
5) 構造の開閉は反復する――意味変容は反復する
→ 世界に多様な意味が発散していく理由
12.結論――意味のはじまりは、関係の立ち上がり
1) 意味は構造として成立
――意味は、あらかじめ存在するものではない
――場に視点があらわれ意味認識を始める
―― 単一性 → 二項性 → 差異 → 領域=意味
=視点ベースの意味の認識プロセス
→ この一連のプロセスを通じて、はじめて意味は構造として成立
2) 意味の最小モデルーー0/1 bit によって表される「関係」そのもの
――意味とは「なにか」ではなく、外側の場と内側の領域をつなぐ関係構造
3) 意味の二位相構造――内核/外殻=意味の中身/意味の入れ物
4) 意味構造の基本骨格―― 場―関係<領域>
5) 関係は傾く――関係の傾斜発展モデル
6) 意味構造の生成プロセス
――原初位相(内核の発現)→構造位相(外殻の形成) = 意味構造の生成
= 対応 → 対比 → 傾斜 → 領域=意味 =客体ベースの意味生成プロセス
7) 意味の変容――閉じた構造が開き、再度発散し、再度閉じる
――構造の開閉=位相遷移=を反復し、意味は変容する → 意味の多様化
8) 意味の本質 ―― 意味のはじまりは、関係の立ち上がり