第Ⅰ部 DSR理論とは
1.世界を読み解く三つの視点―「虚構・領域・関係」
2.虚構から「認識」へ
3.認識から「場」と「バランス」へ
4.BS視点の導入
5.「DSR理論」とは何か
6.多様な事象を捉えるユニバーサルフレーム
第Ⅱ部 価値の本質
1.価値とは何か
2.価値の類型
3.価値の出現
4.価値と資産
5.価値の本質
第Ⅲ部 資産の本質
1.資産の大循環構造
2.剰余の出現
3.剰余の増殖
4.剰余の本質
5.資産の本質
第Ⅳ部 貨幣の本質
1.貨幣の類型
2.貨幣の大循環構造
3.貨幣の二面性――フロー構造/ストック構造
4.貨幣の本質
第Ⅴ部 政府の本質―貨幣の視点から
1.「貨幣発行・国債発行は危険」と考える現象とその源泉
2.貨幣と中央銀行の関係
3.貨幣と国債の関係
4.貨幣と税金の関係
5.統合政府の財源
6.統合政府の財政規律
7.貨幣・統合政府・市場(人)の関係
8.統合政府の本質
第Ⅵ部~ 本質を読み解くシリーズ
Annex/補遺・補足・用語解説
詳細構成
第Ⅰ部 「DSR理論」とは
1.世界を読み解く三つの視点
1) 虚構___ユヴァル・ノア・ハラリ
2) 領域___マルクス・ガブリエル
3) 関係___カルロ・ロベッリ
2.「虚構」から「認識」へ
1) 「虚構」=人だけが持つ「認識」する力
2) 認識作用の5ステップ
<認識不在>何らかの影響力をもつ立ち現われ(事象)が成立している――事象の存在
<認識出現>
1.1) 認識は、場を切り出す(区別)――――――――――場の区別
――人が事象において何らかの区別をして場・領域を切り出す<認識区別>
1.2) 認識は、対象に意味を与える(発現)―――――――対象の発現
――人が領域のなかで何らかの意味をもつ対象を認識する<認識発現>
1.3) 認識は、意味を現実に作用させる(実現)―――――発現の実現
――意味が現実に作用し現象が現れる<認識実現>
1.4) 認識は、現実の境界を超え、意味を変える(変容)―実現の変容
――実現した現象は作用されると変容する<認識変容>
1.5) 認識は、既存認識の変容を繰り返す(連鎖)――――変容の連鎖
――変容は繰り返す<認識連鎖>
3) 認識変容の発現:「重ね合わせ」
4) 認識変容の実現:「領域ジャンプ」「対象ジャンプ」
5) 認識作用の連鎖:(表現形式=対象<作用>)
5.1) 認識作用:
5.1.1) 認識前事象の存在:事象<存在>
5.1.2) 認識作用:事象→場<区別>→対象<発現>→現象<実現>
5.2) 認識変容:実現<変容>
5.2.1) 対象の変容:対象<重ね合わせ>他対象→他対象<対象ジャンプ>
5.2.2) 領域の変容:領域<重ね合わせ>他領域→他領域<領域ジャンプ>
5.3) 認識連鎖:変容<連鎖>
5.3.1) 変容→あらたな場・領域<区別>→作用の連鎖
5.3.2) 変容→あらたな対象<発現>→作用の連鎖
3.「認識」から「場」と「バランス」へ
1) 「区分(認識)」=「二つの場」の生成
1.1) 一つを切り出す=必ず「内」「外」の二つが生じる
1.2) マルクス・ガブリエルの「意味の場」
1.3) 区別(認識)で生成した「場=領域」・無意識に生成される「場」
2) 「二つの場」は必然的に対比関係が発生し、「バランス」が生まれる
2.1) 区分→二つの場→差異→対比→バランス
3) 対比関係・バランスからは、BS(バランスシート)の登場が必然
4.BS視点の導入
1) 「認識」の作用空間としてのバランスシート(BS)
2) BSの基本構造①:借方/貸方の二極構造――資産の現象/資産の源泉
3) BSの基本構造②:貸方の二層構造――内発/外発のゼロサム関係
4) BSの基本構造③:SF構造(ストック/フロー)
5) 「三つの視点」が「BS基本構造」と相性が良い理由
5.1) 「虚構=認識」:SF構造③は「認識」の有無で区分
5.2) 「領域」:借方/貸方①、内発/外発②、単体/連結など「領域」が明確
5.3) 「関係」:借方ー貸方①、権利ー義務③、出資ー資本③など扱う関係が多様
5.「DSR理論」とは何か
1) 「三つの視点」と「BS基本構造」の融合
1.1) 「虚構」→「認識」→「SF構造」→「構造」
1.2) 「三つの視点」から「DSR三層 = 領域・構造・関係」へ
1.3) BSを使い、「対象」を「DSR三層」で記述する
1.3.1) 「領域(Domain)」 :何の領域か/領域の主体は誰か
1.3.2) 「構造(Structure)」:対象の意味(存在・認識・関係)は
1.3.3) 「関係(Relation)」 :対象は関係を持つか/誰とどんな関係か
2) 「DSR理論」とは
・BS-DSRフレーム(後述)を使い、対象を「領域・構造・関係」で
記述することで、対象の「本質」を明らかにする理論
2.1) 「領域」:事象や対象が成立し関係が形成される枠組みとなる意味空間。
領域の内側/外側を区分する。内側に構造・関係を内包する。
2.2) 「構造」:領域内で対象と関係の配置とそれが形成する相互作用のパターンを
まとめた枠組み。構造領域の内側に領域・関係を内包する。
2.3) 「関係」:領域内で複数の対象が相互に影響を及ぼす作用の構造、及び、
当該領域と当該領域内の対象が、他領域と他領域内の対象と
相互に影響を及ぼす作用の構造。
関係領域の内側に領域・構造を内包する。
3) BS-DSRフレーム(BS-DSR Framework)
・DSR理論を実践するため、BS基本構造を使い、対象を分析するフレームワーク
3.1) 領域:
3.1.1) 何のBSか
3.1.2) 誰のBSか:単体/相対/集合体
3.2) 構造:
3.2.1) 現象/源泉(借方/貸方):現れている現象と、その源泉は
3.2.2) 内発/外発:源泉は内発(自分)か、外発(他者)か
3.2.3) SF構造:ストック構造(自立)か、フロー構造(依存)か
3.3) 関係:
3.3.1) 自立か、依存か
3.3.2) 依存の場合
3.3.2.1) 自己成果依存
3.3.2.2) 他者義務依存
3.3.2.3) 他者成果依存
3.3.2.4) 他者協力依存
4) 抽象構造原理(DSR理論)と原理の具体実装(BS-DSRフレーム)
4.1) DSR理論:領域・構造・関係の三層であらゆる対象を記述する理論。
世界の構造を抽象化した原理
4.2) BS-DSRフレーム:
4.2.1) BSは世界で最も構造が可視化されている実装物のひとつ
4.2.2) BSの特徴
4.2.2.1) 領域が明確:単体/相対/連結
4.2.2.2) 構造が明確:借方/貸方=現象/源泉、外発/内発、SF構造
4.2.2.3) 関係が明確:債権/債務、出資/資本、権利/義務、等
4.3) DSR理論とBS-DSRフレームの関係:<抽象構造→具体実装>の階層構造
5) DSR理論の意義
5.1) BSに内在する構造原理を抽出し、領域を超えて一般化した抽象理論
・DSR理論は、BSに内在していた構造原理を抽出し、その原理を経済領域を
超えてあらゆる事象へ一般化・拡張した理論
5.2) BSで長く使われてきたが言語化されなかった原理を初めて提示
・BSは世界で広く実務で長く使われてきたが、背後の構造原理は
言語化されていない→DSR理論は世界で初めてその構造原理を明らかにした
5.3) 世界の事象を「領域・構造・関係」で読み解く普遍的フレーム
・DSR理論と BS-DSRフレームは、世界のあらゆる事象を“領域・構造・関係”
の三層から読み解き、その本質を可視化するための、
最も普遍的で強力な方法論
6) DSR理論・原初語 → Annexへ
6.多様な事象を捉えるユニバーサルフレーム
★DSR理論を使い、今後その「本質」を明らかすることを想定している分野
第Ⅱ部:価値の本質――対象の「意味」とは「価値」/「存在」は「価値の認識」から始まる
第Ⅲ部:資産の本質――価値が「現象」として現れたのが「資産」/資産の全体像を把握する
第Ⅳ部:貨幣の本質――資産の究極系としての「貨幣」/貨幣とはいったい何なのか?
第Ⅴ部:政府の本質――貨幣を生み出すのは「政府」か?他の誰かか?
第Ⅵ部:市場の本質――貨幣の領域に存在する「市場」/貨幣は市場にどう作用するのか?
第Ⅶ部以降~ ――社会、権力、組織、コミュニケーション、文化、等々
★将来、自然科学・認識論・情報論などへの拡張が期待される余地
・量子学の粒子/波の二重性:
→ 波は関係が開いた状態/粒は関係が閉じた結果
・観測による状態の確定:
→ 観測とは、波として開いた関係を、粒として閉じるジャンプ
・プランク長とは:
→ プランク長とは、関係をそれ以上開けない極限のピッチ
・ゼノンのパラドックス:
→ 閉じるべき関係を決して閉じないと仮定すると現れる無限
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第Ⅱ部 価値の本質
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以下XXXXXXXXXXXX
4.価値と資産(内核/外殻・入れ子・循環)
4.3 価値の資産化(一次外殻生成)
- 4.3.1 価値生成の発展モデル=価値の資産化(BS計上)
- 4.3.2 存在が発現し、発現が実現する=資産化
- 4.3.3 【実現段階[発現段階<存在段階>]】としての価値と資産
- 4.3.4 具体構造(一次外殻生成):
(4.3-1) 実存価値の存在:
<実存価値1> ―――――――存在の存在1
(4.3-2) 実存価値の発現:
[認識価値1<実存価値1>] ― 存在の発現1(認識価値の成立)
(4.3-3) 実存価値の実現:
【自立資産1<実存価値1>】 ― 存在の実現1(自立的外殻)
(4.3-4) 認識価値の実現:
【依存資産1[認識価値1<実存価値1>]】 ― 発現の実現1(依存的外殻)
4.4 資産の価値化(二次内核生成)
- 4.4.1 自立資産1/依存資産1 → 資産の存在 →(ジャンプ)→ 実存価値2
- 4.4.2 実存価値2の発現 → 二次内核生成 → 二次外殻(二次資産)生成
- 4.4.3 価値の資産化/資産の価値化の相互循環
- 4.4.4 【外殻1<内核1>】→【外殻2[内核2<外殻1<内核1>]】という再帰構造
- 4.4.5 価値の循環連鎖:
価値1 → 資産1 → 価値2 → 資産2 → …
3.4 認識構造:単体認識/相対認識/集合認識
- 3.4.1 単体認識:主観的価値の発現(個人の内核)
- 3.4.2 相対認識:権利義務としての価値形成(相対フロー/相対認識)
- 3.4.3 集合認識:制度化・普遍化された価値実現(集合体価値/絶対権)
- 3.4.4 認識階層と内核/外殻の対応
単体認識=内核の初期層/集合認識=外殻の安定層 - 3.4.5 認識構造から貨幣・市場・制度への接続(次部への橋渡し)
4.2 内核と外殻の入れ子構造 重層化
- 4.2.1 器と中身の一般形:【器<中身>】
- 4.2.2 価値と資産:【外殻<内核>】=【資産<価値>】
- 4.2.3 入れ子構造の重層化:
【外殻2[内核2<外殻1<内核1>]】 - 4.2.4 外殻の内核化:資産が新たな価値の内核になるプロセス
- 4.2.5 価値の入れ子構造 → 資産の重層構造(Layered Flows への接続)
4.5 SF 構造と価値・資産の関係
- 4.5.1 外殻・内核の関係構造:資産<外殻→内核>
- 4.5.2 ストック構造資産:
資産<外殻=内核>=自立資産<実存価値> - 4.5.3 フロー構造資産:
資産<外殻→内核>=依存資産<認識価値→実存価値> - 4.5.4 単層価値構造と複層価値構造
- 4.5.5 フロー構造資産=相対フロー×権利構造(相対権/絶対権への橋渡し)
4.6 価値から資産へ・資産から価値へ(他部への接続ノード)
- 4.6.1 価値から資産への転換:
実存価値 → 自立資産
認識価値 → 依存資産(権利) - 4.6.2 集合認識 → 絶対権(集合体価値のストック化)
(→ 「資産の本質」「貨幣の本質」へ接続) - 4.6.3 限定剰余 → 貨幣(仮構剰余の最終外殻)
(→ 剰余・貨幣シリーズへの接続) - 4.6.4 「価値は発現し、保持され、関係を通じて実現する動的構造」
- 4.6.5 価値は存在として始まり、認識として発現し、関係として作用し、資産として実現する(本部の総括)
5.価値の本質――価値と資産の相互連鎖構造
- 価値は「発現」と「実現」のループを通じて、意味(内核)と現象(外殻)をジャンプしながら連鎖する。
- 意味は現象へ、現象は新たな意味へと移り、価値と資産は循環し続ける。
以上XXXXXXXXXXXX
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1.価値とは何か
1) 価値とは:対象がある領域で発揮する「意味」
1.1) 対象:誰にとっての何の価値か
1.2) 領域:どの「文脈」で意味が成立するか
1.3) 意味:対象がその領域で占める「位置」と果たす「働き」
2) 価値の「発現」と「実現」/「内核」と「外殻」
2.1) 価値の「発現」:価値が「意味」として立ち上がる段階(内核)
2.2) 価値の「実現」:価値が「現象」として現実に作用する段階(外殻)
2.3) 二段階構造:意味→現象/発現→実現/内核→外殻
2.3.1) 意味の発現=内核の生成
2.3.2) 現象の実現=外殻の生成
2.価値の類型
1) 存在論・関係論による類型
1.1) 発現する価値:「存在論的価値」(認識要/不要)
1.1.1) 「実存価値」:認識がなくとも存在する価値
1.1.2) 「認識価値」:存在が認識に依存する価値
1.1.3) 存在論=「意味」が立ち上がる軸
1.2) 実現する価値:「関係論的価値」(他者要/不要)
1.2.1) 「自立価値」:他者に依存せずに実現する価値
1.2.2) 「依存価値」:実現が他者に依存する価値
1.2.3) 関係論=「意味」が現実に作用し、現象として現れる軸
1.3) 存在論と関係論の連鎖
1.3.1) 存在論的価値:発現する意味としての価値(実存/認識)
1.3.2) 関係論的価値:実現する現象としての価値(自立/依存)
1.3.3) 連続する二つの価値のフェーズ、そして連鎖(ジャンプ)
「意味がある(存在論)」→「現象として現れる(関係論)」
→→「現象が意味にジャンプする」
1.4) 「存在論」「関係論」で世界の全ての事象の価値構造を記述できる(仮説)
2) 三層構造理論による類型
2.1) 領域=主体の場:単体価値/相対価値/集合体価値
2.2) 構造=存在論の場:実存/認識
2.3) 関係=関係論の場:自立/依存=ストック/フロー(SF構造)
3) 価値の類型整理
3.1) 2大類型:存在論的価値(内核価値)/関係論的価値(外殻価値)
3.2) 4類型:実存価値/認識価値/自立価値/依存価値
3.3) 三層構造価値(DSR価値)
3.3.1) 領域価値:単体価値/相対価値/集合体価値
3.3.2) 構造価値:実存価値/認識価値
3.3.3) 関係価値:自立価値/依存価値・SF構造価値(Stock/Flow)
3.4) 領域価値
3.4.1) 単体価値 :ストック構造価値
3.4.2) 相対価値 :フロー構造価値 <相対権>
3.4.3) 集合体価値:フロー構造価値のストック化 <絶対権>
3.5) 関係価値:
3.5.1) 自立価値
3.5.2) 依存価値:自己成果依存価値/他者義務依存価値/他者成果依存価値
3.6) SF構造価値
3.6.1) ストック構造価値:実存価値(認識不要) <有形価値/無形価値>
自立価値(他者不要) <有形価値/無形価値>
3.6.2) フロー構造価値 :認識価値(認識要) <無形価値>
依存価値(他者要) <無形価値>
3.7) 価値出現構造価値(存在→発現→実現)
3.7.1) 存在価値=実存価値
3.7.2) 発現価値=認識価値・意味価値
3.7.3) 実現価値=関係論的価値(自立価値/依存価値)・現象価値
3.価値の出現
1) 価値の出現構造: 存在→発現→実現
1) 存在 : 実存価値の存在
2) 発現 :
1) 価値の出現構造: 存在論的価値の発現 → 関係論的価値の実現
・価値は「意味(存在論)」として発現し、「現象(関係論)」として実現する
2) 価値発現の場・価値実現の場:内核と外殻
1.1) 内核:価値が「意味」として立ち上がる場(発現の場/存在の場)
=価値が存在・発現する場
1.2) 外殻:価値が「現象」として現実に作用する場(実現の場/関係の場)
=内核が実現する場
3) 価値の生成=内核・外殻の生成
3.1) 内核の生成=存在論的価値の生成
3.1.1) 実存価値:実存資産が存在を開始すること(存在化)
3.1.2) 認識価値:人が価値を単体認識すること(認識化)
3.2) 外核の生成=関係論的価値の生成
3.2.1) 自立価値:人が認識した価値を現実に作用させること(資産化)
3.2.2) 依存価値:自立価値を相対関係に投入し相対認識すること(権利化)
4) 価値生成の発展モデル:存在→発現→実現 <存在論的価値→関係論的価値>
4.1) 価値が”存在”する→<存在段階>:人の存在に関わらず存在する
4.2) 価値が”発現”する→[発現段階]:人が存在を認識する(内核の生成)
4.3) 価値が”実現”する→【実現段階】:人が存在・認識を現実に作用させる(外殻の生成)
4.4) 発展モデルの視覚化
実存価値(存在)
↓ 発現(=意味として立ち上がる)
認識価値(意味)
↓ 実現(=現象として作用)
関係論的価値(自立価値/依存価値)
4.価値と資産
2) 「価値と資産」=「内核と外殻」
1.1) 価値=「内核」:対象がある領域で発揮する意味
1.1.1) マルクス・ガブリエルの「意味の場(Field of Sense)」とは
1.1.2) 意味とは:対象がある「価値の場」において発揮する力学的属性
1.1.3) 「場」を変えると「意味」も変わる
1.1.4) 「意味」を変えると「場」も変わる
1.1.5) 意味が場を飛び越える「対象領域ジャンプ」
1.2) 資産=「外殻」:価値(意味)を保持・伝達する構造体
1.2.1) 「価値の場(Field of Value)」として資産をとらえる
1.2.2) 「発現価値」が「実現」されると「資産」になる
1.3) 価値から資産への転換 → 資産の本質・資産の生成へ
3.1) 対象(Domain):意味の場、価値の内核
3.2) 構造(Structure):現象の場、価値・権利・制度の構造
3.3) 関係(Relations):主体間の権利義務・交換・相発
内核:意味の場
外殻:現象の場
対象: 主体の場 単体相対集合体
構造: 現象の場
関係: 源泉の場
X) 価値から資産への転換:価値生成の発展モデルより
実存価値 → 自立資産
認識価値 → 依存資産(権利)
集合認識 → 絶対権
限定剰余 → 貨幣
4) 価値の入れ子構造→資産の重層構造
4.1) 外殻の内核化
1) 価値の資産化:内核から外殻へ
1.1) 価値生成の発展モデル=価値の資産化(BS計上)
1.2) 存在が発現し、発現が実現する=資産化
1.3) 発現の場(内核)が実現の場(外殻)を形成する
1.4) 内核=価値/外殻=資産
2) 内核と外殻の入れ子構造
2.1) 器と中身:【器<中身>】
2.2) 入れ子構造:【外殻<内核>】
2.3) 入れ子構造の重層化【外殻2[内核2<外殻1>]_【外殻1<内核1>】
3) 価値と資産の入れ子構造:【実現段階[発現段階<存在段階>]】
3.1) 【外殻<内核>】=【資産<価値>】
3.2) 価値の資産化(一次外核生成)
(3.2-1) 実存価値の存在:<実存価値1> ―――――――存在の存在1
(3.2-2) 実存価値の発現:[認識価値1<実存価値1>]―存在の発現1(認識価値の成立)
(3.2-3) 実存価値の実現:【自立資産1<実存価値1>】一存在の実現1
(3.2-4) 認識価値の実現:【依存資産1[認識価値1<実存価値1>]】―発現の実現1
3.3) 資産の価値化(二次内核生成)
(3.3-1) 自立資産1/依存資産1 → 資産の存在 →(ジャンプ) 実存価値2
(3.3-2) 実存価値2の発現 → 二次内核生成 → 二次外殻(二次資産)生成
3.4) 価値の資産化/資産の価値化は入れ子構造から相互循環(重層化)する
対象: 主体の場 単体相対集合体
構造: 現象の場
関係: 源泉の場
4.価値と資産
2) 「価値と資産」=「内核と外殻」
1.1) 価値=「内核」:対象がある領域で発揮する意味
1.1.1) マルクス・ガブリエルの「意味の場(Field of Sense)」とは
1.1.2) 意味とは:対象がある「価値の場」において発揮する力学的属性
1.1.3) 「場」を変えると「意味」も変わる
1.1.4) 「意味」を変えると「場」も変わる
1.1.5) 意味が場を飛び越える「対象領域ジャンプ」
1.2) 資産=「外殻」:価値(意味)を保持・伝達する構造体
1.2.1) 「価値の場(Field of Value)」として資産をとらえる
1.2.2) 「発現価値」が「実現」されると「資産」になる
1.3) 価値から資産への転換 → 資産の本質・資産の生成へ
3.1) 対象(Domain):意味の場、価値の内核
3.2) 構造(Structure):現象の場、価値・権利・制度の構造
3.3) 関係(Relations):主体間の権利義務・交換・相発
内核:意味の場
外殻:現象の場
対象: 主体の場 単体相対集合体
構造: 現象の場
関係: 源泉の場
X) 価値から資産への転換:価値生成の発展モデルより
実存価値 → 自立資産
認識価値 → 依存資産(権利)
集合認識 → 絶対権
限定剰余 → 貨幣
4) 価値の入れ子構造→資産の重層構造
4.1) 外殻の内核化
価値の循環連鎖・内核の重層化
価値→資産→価値2→資産2
価値と資産の循環連鎖
3.価値の生成構造
- 単体認識 → 相対認識 → 集合認識
- 認識価値が制度化されると作用を持ち実現へ
4.価値と資産(外殻/内核)
資産=価値を保持・伝達する外殻 価値=外殻に内包される内核 内核が重層構造を持つ場合がある(例:権利)
5.価値の本質(まとめ)
- 価値は発現し、保持され、関係を通じて実現する動的構造
価値は存在として始まり、認識として発現し、関係として作用し、資産として実現する。
2.価値の類型
1) 存在論的価値:認識要/不要 1.1) 実存価値:認識がなくとも存在する価値 1.2) 認識価値:存在が認識に依存する価値 2) 関係論的価値:他者要/不要 2.1) 自立価値:他者に依存せずに実現する価値 2.2) 依存価値:実現が他者に依存する価値 3) SF構造的価値: 3.1) ストック構造価値:実存価値(認識不要)<有形価値/無形価値> 自立価値(他者不要)<有形価値/無形価値> 3.2) フロー構造価値 :認識価値(認識要) <無形価値> 依存価値(他者要) <無形価値> 3.3) 単体価値/相対価値/集合体価値 3.3.1) 単体価値:ストック構造価値 3.3.2) 相対価値:フロー構造価値 <相対権> 3.3.3) 集合体価値:フロー構造価値のストック化 <絶対権>
3.価値の生成
1) 外殻<
1) 内核価値の生成=存在論的価値の発現
1.1) 内核の価値とは:対象(存在)が意味を持つこと
1.2) 実存価値の生成:認識不要=存在するだけで価値発現
1.3) 認識価値の生成:対象(存在)を認識することで価値発現
2) 外殻価値の生成=関係論的価値の実現
2.1) 外殻の価値とは:価値(意味)が保持・伝達できるかたちをとること
2.2) 自立価値の生成:他者との関係なしで保持伝達可能
2.3) 依存価値の生成:保持伝達に他者
1) 存在論的価値の生成:
1) 内核価値の発現・外殻価値の実現
存在論的価値の発現:認識/無認識(の生成
2) 関係論的価値の実現:
外核価値・内核価値
外殻(資産)価値 関係論的価値:他者要・否
自立 価値の存立に他者を必要としない
認識価値が自立する
実存価値が自立する
依存 価値の存立に他者が必要
認識価値が依存する
実存価値が依存する
内核(中身)価値 存在論的価値:認識要・否
実存
存在論的価値は発現する
価値の存在認識:価値の存在可否が認識に
n
関係論的価値は実現する
5.価値の認識構造――単体/相対/集合
1) 単体認識:主観的価値の発現
2) 相対認識:権利義務としての価値形成
3) 集合認識:制度化・普遍化された価値実現
4) 認識と価値構造:外殻/内核/SF構造との対応
5) 貨幣・市場・絶対権への接続(次章への橋渡し
3.資産の価値構造
価値の
1) 外殻・内核の価値:
1.1) 外殻(資産)の価値=構造体の存立基盤:関係論的価値<自立/依存>
1.1.1) 自立資産:他者に依存せず価値実現する資産
1.1.2) 依存資産:価値実現を他者に依存する資産
1.2) 内核(意味)の価値=「意味」自体の発現:存在論的価値<実存/認識>
1.2.1) 実存価値:認識がなくとも存在する価値
1.2.2) 認識価値:存在が認識に依存する価値
2) 外核・内核の関係構造 :外殻<内核>=資産<外殻価値→内核価値>
2.1) 自立資産<実存価値>
2.2) 自立資産<認識価値→実存価値>
2.3) 自立資産<認識価値→認識価値>
2.4) 依存資産<実存価値>
2.5) 依存資産<認識価値→実存価値>
2.6) 依存資産<認識価値→認識価値>
3) 外殻・内核の関係構造: 資産<外殻→内核>
資産<外殻=内核>=ストック構造資産
資産<外殻→内核>=フロー構造資産=<認識価値→実存価値>
=<
3) SF(ストック・フロー)構造の資産/価値関係
3.1) ストック構造:外殻<内核>=自立資産<実存価値>
・ 外殻<外殻価値=内核価値>―――単層価値構造
3.2) フロー構造 :外殻<内核>=依存資産<認識価値ー実存価値>
・ 外殻<外殻価値→内核価値>―――複層価値構造
3.価値の生成
1) 内核価値の生成:
✅ 発現/実現 × 認識階層(単体/相対/集合)
= 価値の三層モデル
認識階層→発現(存在)→実現(関係) = 主体軸x存在軸x関係軸 により
世界に存在するすべて事象の価値構造はマッピングできる
BS三層との写像
四象限の統合図
4.価値の本質
1) 価値とは:対象がある領域で他者に発揮する「意味」
2) 価値は、内核として発現し、外殻(資産)によって保持・伝達される
2.1) 発現している意味そのもの:内核
2.2) 意味(内核)を保持・伝達する器:資産(外殻)
3) 価値(意味)の実現には関係性が関与する(自立・依存)
以上XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第Ⅲ部 資産の本質
1.資産の大循環構造:
1) 生成→移動(→変容)→消滅
1.1) 資産の生成:価値(内核)を保持・伝達するための外殻(資産)の創出
1.2) 資産の移動:外殻保持主体の変更
1.3) 資産の変容:内核・外殻の存在形態の変更
1.4) 資産の消滅:外殻の除去・消失/内核の無効化
2) 資産の生成
2.1) 価値の資産への転換:存在価値・発現価値の実現
2.1.1) 【自立資産<実存価値>】――自然獲得(有形)/単体知的創出(無形)
2.1.2) 【依存資産[認識価値<実存価値>]】―相対対生成/相対知的創出
2.1.3) 【依存資産[認識価値<認識価値>]】―相発
2.1.4)
2.2) BS資産の生成
2.2.1) 原初BSの誕生——「労働力/生命力」の単体対生成
2.2.2) 労働力による資産の生成
2.2.3) 対生成の類型
2.2.3.1) 主体基準 :単体対生成/相対対生成
2.2.3.2) 労働力基準:無労働対生成/物的労働対生成/知的労働対生成
3) 資産の変動
3.1) 資産変動類型:4象限7類型
3.2) 資産移動の発展モデル
3.3) 資産変容の構造類型:単体資産変容・相対資産変容
4) 資産の構造
4.1) SF構造(第Ⅱ部の再掲と動的展開)
4.1.1) ストック構造:自立資産<実存価値>
4.1.2) フロー構造 :依存資産<外殻価値→内核価値>
4.1.2.1) 単体フロー:自己成果依存資産
・外殻<内核>=成果回収予定<変容回収予定→元本変容>
4.1.2.2) 相対フロー:
4.1.2.2.1) 貸借フロー:他者義務依存資産
・外殻<内核>=権利<権利→元本返却>
4.1.2.2.2) 投資フロー:他者成果依存資産
・外殻<内核>=権利<権利→元本変容成果>
4.2) 相対フロー構造の生成類型
4.2.1) 相対フローの基本構造:元本/裏付⇒<権利→義務>
4.2.2) 相対フローの生成類型:
4.2.2.1) 実存価値依存生成――元本・裏付として自立資産<実存価値>が存在
4.2.2.1.1) 元本資産の相対投入→権利/義務の相対対生成
4.2.2.1.2) 裏付資産の単体投入→義務/権利の単体創出→相対形成
4.2.2.2) 認識価値依存生成――元本・裏付無しで依存資産<認識価値>を知的創出
4.2.2.2.1) 単層生成_権利/義務の単体創出→相対形成
4.2.2.2.2) 重層生成_権利/義務ー義務/権利の相対創出<<相発>>
5) 資産の形態
5.1) 原初資産・3類型:有形資産/着想/権利
5.2) 関係論的資産:自立資産(有形資産/着想)・依存資産(権利)
5.3) SF構造資産 :ストック構造資産(有形資産/着想)・フロー構造資産(権利)
5.4) BS資産源泉類型:SF構造3×3
5.5) 権利の類型(1) :回収パターン_自己成果/他者義務/他者成果
5.5.1) 自己成果:単体フローサイクルの回収予定
5.5.2) 他者義務:貸借フローの権利
5.5.3) 他者成果:投資フローの権利
5.6) 権利の類型(2) :SF構造パターン_相対権/絶対権(生得権/知財権/市場普遍権)
(Inherent Rights/Intellectual Rights/Market-Universal Rights)
5.6.1) 相対権
5.6.2) 絶対権
5.6.2.1) 生得権:人の存在そのものを起点に、社会全体が普遍的に承認する権利
5.6.2.2) 知財権:個人の創作行為を起点に、社会全体が普遍的に承認する権利
5.6.2.3) 市場普遍権:市場の集団的合意を起点に社会全体が普遍的に承認する権利
2.剰余の出現
1) 剰余とは : 投入<回収
1.1) 無<有 : 単体ストック変動(自然賦与) <真正剰余>
1.2) 単体投入<単体回収 : 単体FC(消費フロー・事業フロー)<真正剰余>
1.3) 元本投入→権利/義務生成 : 相対FC(貸借フロー・投資フロー)<仮構剰余>
2) 剰余は貨幣を求める
2.1) 質の異なる資産の投入→回収__剰余発生してる?
2.2) 価値尺度(貨幣の3機能)
2.3) BS構造において、剰余は貨幣を求める
3) 剰余の出現
3.1) 剰余を生成する資産変動
3.2) 真正剰余・仮構剰余
3.3) 単体フローサイクルの展開構造
3.4) 真正剰余生成の唯一の道:完結型単体フローサイクル
4) 剰余の源泉
4.1) 真正剰余の源泉
4.2) 仮構剰余が仮構である条件
4.3) 仮構剰余の外部源泉
5) 剰余の基本3要素:労働力・実存資産・貨幣
6) 剰余の究極源泉:単体FC相互依存構造・貨幣発行
3.剰余の増殖
1) 剰余の基本3要素を生み出す資産変動
1.1) 労働力 :消費フロー・事業フローの相互依存
1.2) 実存資産(真正剰余):事業フロー
1.3) 実存資産(仮構剰余):相対変動
1.4) 貨幣(仮構剰余) :相対変動
2) 「重ね合わせ」が起動する「対象領域ジャンプ」
2.1) 資産変容のきっかけ:重ね合わせ
2.1.1) 「意味(価値)」の重ね合わせとは
2.2) 重ね合わせが起動する対象領域ジャンプ
2.2.1) 「価値(意味)の場」をジャンプするとは
3) 資産変動の発展モデル
(0)原点 <無から有へ>――――――――原初BS生成・単体資産変動開始
(1)第一段階<単体から相対へ>――――――相対ストック移動の開始
(2)第二段階<ストックからフローへ>―――相対フローサイクルの開始
(3)第三段階<フローから重層フローへ>――フローの重層展開
4) 変動から変容へ――資産変容の発展モデル
4.1) BS3層フレームで見る資産変容
・対象(単体/相対/集合体):単体資産変容/相対資産変容
・構造(ストック/フロー) :ストック変容/フロー変容
・関係(フロー構造) :重層フロー生成
4.2) 資産変容の発展モデル
4.2.1) BS3層フレームによる発展モデル
・単体資産変容→相対資産変容
・単体資産変容:労働力(生成→再生成)→単体ストック(生成→変容)
・相対資産変容:相対ストック変容→相対フロー(生成→変容)→重層フロー生成
4.2.2) 資産の大循環構造による発展モデル
・生成 (資産変動:単体ストック変動/単体フローサイクル)
(0) 無から有へ :労働力生成/再生成・単体ストック生成/変容
・移動 (資産変動:相対ストック移動/相対フローサイクル)
(1) 単体から相対へ :相対ストック変容(交換/投資フロー元本)
(2) ストックからフローへ :相対フロー生成(貸借フロー/投資フロー権利)
(3) フローから重層フローへ:相対フロー変容(重層フロー生成)
・消滅 (資産変動:単体ストック変動)
(0) 有から無へ : 単体ストック消滅
5) 資産変容の構造類型
5.1) 単体ストック変容 : 事業フロー
5.2) 相対ストック変容 : 交換・不等価交換・投資フロー
5.3) 相対フロー変容 : 重層フロー生成
6) 重層フローの構造類型――剰余が剰余を生む連鎖構造
6.1) 外部化 — フロー構成要素の第三者移転
6.2) 内包化 — フロー構成要素の内部再投入
6.3) 連結化 — 元本資産の横断的再投入
6.4) 交差化 — フロー構造の交差生成 =相発=
4.剰余の本質
1) 真正剰余・仮構剰余を生む資産変動
2) 配当・金利・評価益は真正剰余か?
3) 外部源泉の末端――完結型事業フロー/貨幣発行
4) 剰余の本質<限定剰余>――剰余は対象領域次第
5) 貨幣は閉じない貸借フロー → 貨幣の本質へ
5.資産の本質
1) 資産とは:価値(意味)を保持・伝達する器(価値構造)
2) 資産は循環する:生成→移動→変容→消滅(循環構造)
3) 資産は変容により剰余を生む(剰余構造)
4) 資産の存在形態:真正/仮構/限定(存在論的構造)
5) 資産の本質:循環・変容・剰余生成を通じ価値を再構築する動的構造体
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第Ⅳ部 貨幣の本質
1.貨幣の類型
1) 貨幣の価値構造:
1.1) 貨幣の外殻/内核
1.2) 貨幣のSF構造: 資産(外殻)<外殻価値→内核価値>
2) SF構造による貨幣類型
2.1) 自立資産 : 商品貨幣=自立資産<実存価値(外殻)→実存価値(内核)>
2.2) 実存依存資産 : 兌換貨幣=依存資産<認識価値(外殻)→実存価値(内核)>
2.3) 認識依存資産 : 信用貨幣=依存資産<認識価値(外殻)→認識価値(内核)>
3) 現金・預金の構造
3.1) 現金・預金のSF構造
3.1.1) 商品貨幣 <自立資産>
・現金:自立資産<実存価値(外殻=内核)>
・預金:依存資産<認識価値(外殻)→実存価値(内核)>
3.1.2) 兌換貨幣 <実存価値依存資産>
・現金:自立資産<認識価値(外殻)→実存価値(内核)>
・預金:依存資産<認識価値(外殻)→実存価値(内核)>
3.1.3) 信用貨幣 <認識価値依存資産>
・現金:自立資産<認識価値(外殻)→認識価値(内核)>
・預金:依存資産<認識価値(外殻)→認識価値(内核)>
3.2) 現金と預金の決定的な違い
3.2.1) 流通に銀行が介在するか否か
・現金:銀行介在せず→流通貨幣増殖発生せず
・預金:必ず銀行が介在→銀行資産増→流通貨幣増殖発生
3.2.2) 単体対消滅可否:現金=可/預金=不可
2.貨幣の大循環構造
1) 発行→供給→流通→回収
2) 貨幣の発行とは
2.1) 発行の定義:供給貨幣を生成すること
2.2) 発行と供給の違い――発行と供給を明確に分けなければならない理由
2.3) 発行の大前提:相対変動――必ず発行者⇄相対者の相対関係を前提とする
2.4) 発行の類型①/貨幣類型別――内核生成→外殻生成のパターン
・商品貨幣 現金: 内核/物的生成→外殻/物的生成
・商品貨幣 預金: 内核/物的生成→外殻/知的生成
・兌換貨幣 現金: 内核/物的生成→外殻/知的生成+物的生成
・兌換貨幣 預金: 内核/物的生成→外殻/知的生成
・信用貨幣 現金: 内核/知的生成→外殻/知的生成+物的生成
・信用貨幣 預金: 内核/知的生成→外殻/知的生成
2.5) 発行の類型②/発行主体別――発行者(中銀)の相対者は誰か?
2.5.1) 統合政府発行――政府・中銀間の相発
2.5.1.1) 統合政府相発―政府国債発行x中銀貨幣発行
2.5.1.2) 相発後:政府の貨幣供給(貸与・贈与・交換)→貨幣の供給
2.5.2) 発行供給とは――相対者が民間__結果的に発行=供給になる
2.5.2.1) 貸与――中銀市銀相発(中銀当座預金):統合政府+1/民間+1
2.5.2.2) 贈与――中銀内(外発+1/内発ー1):統合政府0/民間+1
2.5.2.3) 交換――中銀+1/民間0(資産と貨幣の交換)
3) 貨幣の供給とは
3.1) 供給(広義)の定義:流通貨幣を増加させること
3.2) 増加の類型:外部流入(狭義の供給)/内部自己増殖
3.2.1) 民間市場外部からの供給:
3.2.1.1) 政府供給
3.2.1.1.1) 発行貨幣供給(統合政府相発→政府供給)
3.2.1.1.2) 回収貨幣再供給(預金供給)
3.2.1.1.3) 供給の変動類型(民間増):
・貸与:預金(X2)/現金(X1)
・贈与:預金(X2)/現金(X1)
・交換:預金(X1)/現金(0)
3.2.1.2) 中銀供給=発行供給 → 発行参照
3.2.2) 民間市場内部での自己増殖:流通貨幣増殖 → 貨幣の流通へ
4) 貨幣の流通とは
4.1) 流通の定義:供給(広義)された貨幣の市場内循環
4.2) 自己増殖する依存資産(預金)
4.3) 流通の類型
4.3.1) 単純流通:貨幣増減のない移動(ストック交換)
4.3.2) 流通貨幣増殖:流通過程での預金の生成・増殖(単層重層フロー生成)
4.4) 流通貨幣増殖の類型
4.4.1) 信用創造
4.4.1.1) 同一元本再投入連鎖 <重層フロー・連結化>
・自立資産投入フロー増殖
・現金パターン/預金パターン
4.4.1.2) 虚構創出(依存資産相対創出の連鎖 <重層フロー・相発>
・依存資産創出フロー増殖
・預金パターンのみ
4.4.2) 市場増殖 :単体→相対→単層集合体→重層集合体(集合体の入れ子構造)
★全市場が対象:商品・株式・不動産・金利・債権・為替(後述)・・・
P1:<単体知的創出→相対知的形成→集合体知的創出>
P2:<元本相対投入→相対対生成→集合体知的創出>
4.4.2.1) 金利:単体(借主・貸主)→相対(個別貸借関係)→集合体(金利市場)
P1:金利想定(単体創出)→金利合意(相対形成)→金利市場浸透(集合体創出)
P2:元金貸与(投入)→金利合意(相対対生成)→金利市場浸透(集合体創出)
4.4.2.2) 評価益:単体(売主・買主)→相対(個別売買関係)→集合体(当該市場)
P1:価格想定(単体創出)→価格合意(相対形成)→価格市場浸透(集合体創出)
P2:元本投入→価格合意(相対対生成)→価格市場浸透(集合体創出)
4.4.2.3) 為替:
単体(各主体=統合政府・民間市場主体)
→相対(統合政府⇄国内民間市場)
→国内集合体(国内市場=金利・国債・・・)
→国際集合体(為替市場)
P1:価格想定(単体創出)<通貨経済圏内の主体行為>
→国内価格合意(国内相対形成)
→国内価格市場浸透(国内集合体=単層=創出)
→国際為替市場浸透(国際集合体=集合体の集合体=創出)
P2:国内価格合意(国内相対対生成)
→国内価格市場浸透(国内集合体=単層=創出)
→国際為替市場浸透(国際集合体=集合体の集合体=創出)
5) 貨幣の回収とは
5.1) 回収の定義:流通貨幣を民間市場から統合政府に移動すること
5.2) 回収の類型:
5.2.1) 非意図的移動:税 (統合政府にとっては意図的移動)
5.2.2) 意図的移動(贈与):統合政府への寄付
・意図する主体別の類型
5.2.2.1) 民間主体(純粋贈与)
5.2.2.2) 統合政府の民間市場内での行動
5.2.3) 相対フローを閉じる
5.2.3.1) 元本回収
5.2.3.2) 相対対消滅
5.2.3.3) 相発の相殺
5.3) 回収貨幣はどこへ行く?
5.3.1) 回収貨幣の保管(政府預金・中銀預金?)
5.3.2) 消却?
5.3.3) 再供給
5.3.4) 現金・預金の相違
5.3.4.1) 現金は単体消却可能
5.3.4.2) 預金は単体消却不可・相対合意が絶対条件
6) そのお金、発行?供給?流通?増殖?
6.1) 流通貨幣増殖は貨幣発行か?
6.2) ニクソンショックが避けられなかった理由
3.貨幣の二面性――フロー構造/ストック構造
1) 貨幣3機能の資産/価値分析
1.1) 交換媒体:入れ物=資産形態あり=依存資産<認識価値>
1.2) 価値尺度:価値自体=資産形態なし=――<認識価値>
1.3) 価値保存手段:入れ物=資産形態あり=自立資産<認識価値>
3) 価値生成の発展モデル:【実現段階[発現段階<存在段階>]】
(1) 実存価値の存在(存在段階開始):<実存価値> ―存在
(2) 認識価値の発現(発現段階開始):[認識価値<実存価値>]―存在の発現
(3) 自立価値の実現(実現段階開始):【自立価値<実存価値>】―存在の実現
【自立価値[認識価値<実存価値>]】―発現の実現
(4) 依存価値の発現(発現段階重層化):[依存価値<自立価値>]―実現依存の発現
(5) 依存価値の実現(実現段階重層化):
【自立価値[依存価値<自立価値>]】―実現依存の実現
2) 貨幣のSF構造――貨幣3機能の資産<価値>整理
2.1) 交換媒体・価値尺度→依存資産<認識価値>=交換媒体<価値尺度>
=フロー構造
2.2) 価値保存手段→自立資産<認識価値>=価値保存手段<交換媒体としての認識価値>
=ストック構造
3) 貨幣は3機能3層の入れ子構造
・貨幣=価値保存手段<交換媒体[価値尺度]>
=自立資産<依存価値[認識価値]>
=ストック構造<フロー構造>
価値保存手段
【自立価値[依存価値<自立価値[認識価値<実存価値>]>]】
【価値保存手段[<>]】
ここから
3) 価値生成の発展モデル:【実現段階[発現段階<存在段階>]】
(1) 実存価値の存在(存在段階開始):<実存価値> ―存在
(2) 認識価値の発現(発現段階開始):[認識価値<実存価値>]―存在の発現
(3) 自立価値の実現(実現段階開始):【自立価値<実存価値>】―存在の実現
【自立価値[認識価値<実存価値>]】―発現の実現
(4) 依存価値の発現(発現段階重層化):[依存価値<自立価値>]―実現依存の発現
(5) 依存価値の実現(実現段階重層化):
【自立価値[依存価値<自立価値>]】―実現依存の実現
4) 財としての貨幣・交換媒体としての貨幣
4.1) 貨幣の2つの顔:フローとしての貨幣・ストックとしての貨幣
4.2) 財としての価値が自己増殖する資本主義
4.2) 統合政府にとっての貨幣:財か?交換媒体か? →政府と貨幣の関係へ
4.貨幣の二層構造――発行フロー/流通フロー
ここから
1) 貨幣の一次フロー:発行フロー
1.1) 貨幣発行者⇄相対者(発行相手先)
1.2) 一次フロー(発行フロー)の生成=貨幣3機能の2交換媒体の生成/供給
・経済活動の交換媒体の生成/社会への提供
1.3) 貸借フローだが「返済要求はしない」
2) 貨幣の二次フロー:流通フロー
2.1) 発行者・発行相手先とは別の第三者間のフロー
2.2) 二次フロー(流通フロー)=交換媒体・価値保存機能としての市場流通
2.3) フローのストック化(対象領域ジャンプ)→流通の中でのストック扱い
交換媒体の移動・価値保存機能の利用
貨幣3機能の3:価値保存機能の主体間のやり取り
3) 貨幣は一次/二次の重層フロー構造
4) 一次フロー返済/二次フロー返済の決定的な違い
5) 一次フローの返済=貨幣経済の終了
6) 国債を借金扱いしてはならない理由
5.信用貨幣の本質
1) 実存価値貨幣・認識価値貨幣
1.1) 実存資産貨幣:商品貨幣・兌換貨幣
1.2) 認識資産貨幣:信用貨幣
2) 信用貨幣の特徴(実存資産貨幣対比)
2.1) 虚構創出(知的労働対生成)
2.2)
改めて三つの視点<対象領域・関係・虚構>で貨幣を俯瞰する
1.1) 世界は存在しない(ガブリエル)→真正剰余は存在しない → 貨幣は対象領域次第
1.2) 貨幣のフロー関係(関係:リベッリ)を<自立/依存><実存/認識>で再定義
1.3) 貨幣の認識価値<ストーリー(=虚構:ハラリ)>をどう設定するか
2) 貨幣の本質:
2.1) 認識価値の重層フロー
2.2) 価値の重層構造:外殻[自立価値/依存価値]<内核[実存価値/認識価値]>
2.3) 価値の入れ子構造:外殻(現象/源泉)x内核(現象/源泉)
2.4) 認識価値の
貨幣の源泉
2.1) 実存資産貨幣商品貨幣・兌換貨幣と信用貨幣の違い
2.2) 裏付資産のない信用貨幣の裏付
3) 貨幣とは:<閉じない貸借フローの限定剰余>の重層構造
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第Ⅴ部 政府の本質―貨幣の視点から
1.「貨幣発行・国債発行は危険」と考える根拠
1) 歴史的経験の記憶化(過去の危機のトラウマ)
2) 教科書的モデルに基づく単純化(経済学教育の影響)
3) 政治的コミュニケーション(財政規律の”道徳化”)
4) 中銀による国債購入が“例外扱い”されている制度構造
2.貨幣と中央銀行の関係
1) 中央銀行(貨幣発行銀行)のBS上の貨幣
2) 貨幣は中銀の「負債」
2.1) 市銀の負債にある預金
2.2) 中銀の負債にある預金
3) 中銀の資産売却=貨幣取得=”負債返済”という「逆さまの世界観」
4) 貨幣を保有できない中銀―消却される現金
5)貨幣消却の意味――中銀にとっての貨幣の価値
6) 信用貨幣の裏付資産→中銀の信用→国家の信用→政府の信用
7) 中央銀行の独立性の強み・弱み
3.貨幣と国債の関係
1) 国債(自国通貨建て)発行の目的/影響
1.1) 中央政府の財源確保―現状は一般常識としての「目的」
1.2) 貨幣流通量の調整―現状は「目的」ではなく結果的「影響」
1.2.1) 中銀買取=新規貨幣発行=貨幣流通量の増加
1.2.2) 民間買取=流通貨幣の回収=貨幣流通量の減少
2) 国債発行=貨幣発行ではない
3) 国債財源の貨幣の使い方/国債償還(返済)の財源
4) 返す国債/回す国債
4.1) 返す国債(単層フロー)=国債を借金扱いする(現状)
4.2) 回す国債(重層フロー)=貨幣流通調整x政府財源
5) 単体国債/相対国債――借金と考えるか・相発資産と考えるか
5.1) 単体国債(単層フロー)――中央政府の借金としての国債
5.2) 相対国債(重層フロー)――統合政府内の相発資産としての国債
5.2.1) <負債=借金>&<負債≠借金>をBS構造で理解
5.2.1.1) 元本投入貸借フロー:債務(一方的)=借金
5.2.1.2) 相発貸借フロー :債務/債権持ち合い≠借金
5.2.2) 貨幣は中銀の負債→国債・貨幣の持ち合い(相発)
5.2.3) 自国通貨建て国債(相発国債)は借金ではない
4.貨幣と税金の関係
1) 税金の目的/影響
1.1) 中央政府の財源確保―現状は一般常識としての「目的」
1.2) 貨幣流通量の調整―現状は「目的」ではなく結果的「影響」
・税金徴収=流通貨幣の回収=貨幣流通量の減少
2) 二兎を追って一兎も得ず―財源確保&貨幣流通調整
3) 相発体制の税金の意義
3.1) 貨幣回収機能
3.2) 貨幣流通量の調整機能
3.3) 税金≠政府の財源 → 統合政府の財源へ
5.統合政府の財源
1) 政府の財源か?統合政府の財源か?
2) 財源は「貨幣」か、それとも「貨幣発行」か?
3) 財源を「貨幣」に頼る政府、「貨幣発行」を財源にできる統合政府
4) 政府預金の意味
4.1) 政府単体:政府預金=政府財源
4.2) 統合政府:政府預金は中銀負債=連結では相殺=財源ではない
5) 統合政府の財源:貨幣発行+自立資産
4.1) 政府は預金に頼る統合政府は預金を持てない(貨幣発行できるから)
3.1) その財政支出、貨幣発行?政府預金再投入?
3.2) 統合政府に預金は必要なのか?
3.3) つまり、税金の意義とは?
6.統合政府の財政規律
6) 統合政府の財政規律: 貨幣発行量(依存資産)と自立資産のバランス
6.1) 自立資産の価値比率の維持
6.1.1) 外貨準備(ストック化したフローの権利)
6.1.2) 国有資産(売却可能資産)(自立資産=有形資産/着想)
6.1.3) 国家生産力(税調能力):国の単体フロー力
6.1.3) 制度運営力(徴税・規制実行力)<この変動類型は?)
6.1.4) 知的資産 <着想>
6.2) 適正な貨幣流通量の維持調整
6.2.1) 信用創造量(流通貨幣増殖量)の適正把握→調整の起点
6.2.2) 貨幣発行/貨幣回収のバランス
6.3) 国際為替市場での信認維持
6.3.1) 相発貨幣量の透明性
6.3.2) 外貨準備
6.3.3) 国際収支
6.3.4) 地政学リスク管理
6.4) 緊急市場調整弁・救済弁の確保
7.貨幣・統合政府・市場(人)の関係
2) 現在の資本主義・貨幣経済での貨幣発行主体
2.1) 貨幣発行が制限されている”本来の貨幣発行者”
2.2) やりたい放題の資本市場増殖
8.統合政府の本質
1) 「国民の奉仕者」とは誰か
2) 政府か、統合政府か
3) 「中央銀行の独立性」の目的
4) 貨幣は国民奉仕の対象か
5) 貨幣発行者・貨幣供給者
6) 国民に奉仕する発行・供給とは
7) 資本主義における統合政府の重要性
4) 統合政府が成立しないEU/EUROの限界
3) 真に「国民に奉仕」できる統合政府の総合力
3) 事後追認請求者に対抗できるのは本来貨幣発行者
3.1) 統合政府の相発 VS 市中増殖発行
5) 本来の財政規律
5.1) 財政規律の類型
5.1.1) 債務不履行
5.1.2) ハイパーインフレーション
4) 貨幣は財政危機を生むのか?救うのか?
7.貨幣体系の再設計
第Ⅵ部 市場の本質
市場の内側・外側
市場の外殻・内核
発行者なのに流通業者の様に振る舞うのは誰か
為替 国内貨幣
単体 相対 集合体 → ストック フロー ストック → 存在 関係 存在
従来型経済学=市場が対象領域
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第Ⅶ部~ 本質を読み解くシリーズ
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