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馬の骨でも考える/Even a Nobody Thinks…

第Ⅰ部 DSR理論とは

1.世界を読み解く三つの視点―「虚構・領域・関係」
2.虚構から「認識」へ
3.認識から「場」と「バランス」へ

4.BS視点の導入
5.「DSR理論」とは何か
6.多様な事象を捉えるユニバーサルフレーム


1.世界を読み解く三つの視点

  1) 虚構___ユヴァル・ノア・ハラリ
  2) 領域___マルクス・ガブリエル
  3) 関係___カルロ・ロベッリ 

2.「虚構」から「認識」へ

  1) 「虚構」=人だけが持つ「認識」する力
    1.1) 「虚構」は「嘘」か?=「虚構」という単語の「虚構認識」
    1.2) すべての「認識」は「虚構」である?(言葉の定義の問題)
    1.3) 「虚構」は実現できる=現実になる――虚構は認識であり現実である
  2) 認識作用の循環構造
   2.1) フェーズ1:認識不在
     ・何らかの影響力をもつ事象(存在)が立ち現われる―——――――事象の存在
   2.2) フェーズ2:認識出現―――認識作用の5ステップ
      2.2.1) 認識は、場に意味を与え、成立させる(区別)―――――――場の区別
       ――事象の中の差異を捉え、差異の意味に応じて複数の「場」を切り分ける。
      2.2.2) 認識は、対象に意味を与える(発現)―――――――――――対象の発現
       ――切り出された複数の場から「対象領域」を特定し、その領域内部の
         「対象存在」に意味を立ち上げる。
      2.2.3) 認識は、存在と現実を結ぶ関係に意味を与える(実現)―――現象の実現
       ――対象存在と現実を意味ある関係で結び、存在を現象として現実に現す
      2.2.4) 認識は、現実の境界を超え、意味を変える(変容)―――――現象の変容
       ――実現した意味及びその現象と関係は作用されると変容する
      2.2.5) 認識は、意味を更新し、あらたな意味を立ち上げる(再生)―意味の再生
       ――意味はかたちを変え再生し、あらたな認識作用循環の起点となる
    2.3) フェーズ3:認識循環
      ・認識作用の5ステップから新たな意味の再生を繰り返し、
       世界に多様な意味が拡散していく
  3) 認識変容の発現:「重ね合わせ」
   3.1) 変容の2類型:内発変容/外発変容
     3.1.1) 内発変容:意味(領域・存在)自体の変容が発現
     3.1.2) 外発変容:意味(領域・存在)の他存在
  4) 認識変容の実現:「領域ジャンプ」「対象ジャンプ」

  5) 認識作用の連鎖:(表現形式=対象<作用>)
    5.1) 認識作用:  
      5.1.1) 認識前事象の存在:事象<存在>
      5.1.2) 認識作用:事象→場<区別>→対象<発現>→現象<実現>
    5.2) 認識変容:実現<変容>
      5.2.1) 対象の変容:対象<重ね合わせ>他対象→他対象<対象ジャンプ>
      5.2.2) 領域の変容:領域<重ね合わせ>他領域→他領域<領域ジャンプ>
    5.3) 認識再生:あらたな領域・存在<作用>
      5.3.1) 変容→あらたな場・領域<区別>→意味(場・領域)の再生
      5.3.2) 変容→あらたな存在<発現>→意味(存在)の再生

3.「認識」から「場」と「バランス」へ

  1) 「区分(認識)」=「二つの場」の生成
    1.1) 一つを切り出す=必ず「内」「外」の二つが生じる
    1.2) マルクス・ガブリエルの「意味の場」
    1.3) 区別(認識)で生成した「場=領域」・無意識に生成される「場」
  2) 「二つの場」は必然的に対比関係が発生し、「バランス」が生まれる
    2.1) 区分→二つの場→差異→対比→バランス
  3) 対比関係・バランスからは、BS(バランスシート)の登場が必然

4.BS視点の導入

  1) 「認識」の作用空間としてのバランスシート(BS)
  2) BSの基本構造①:借方/貸方の二極構造――資産の現象/資産の源泉
  3) BSの基本構造②:貸方の二層構造――内発/外発のゼロサム関係

  4) BSの基本構造③:SF構造(ストック/フロー)
  5) 「三つの視点」が「BS基本構造」と相性が良い理由
    5.1) 「虚構=認識」:SF構造③は「認識」の有無で区分
    5.2) 「領域」:借方/貸方①、内発/外発②、単体/連結など「領域」が明確
    5.3) 「関係」:借方ー貸方①、権利ー義務③、出資ー資本③など扱う関係が多様

5.「DSR理論」とは何か

  1) 「三つの視点」と「BS基本構造」の融合
    1.1) 「虚構」→「認識」→「SF構造」→「構造」
    1.2) 「三つの視点」から「DSR三層 = 領域・構造・関係」へ
    1.3) BSを使い、「対象」を「DSR三層」で記述する
      1.3.1) 「領域(Domain)」  :何の領域か/領域の主体は誰か
      1.3.2) 「構造(Structure)」:対象の意味(存在・認識・関係)は
      1.3.3) 「関係(Relation)」 :対象は関係を持つか/誰とどんな関係か
  2) 「DSR理論」とは
     ・BS-DSRフレーム(後述)を使い、対象を「領域・構造・関係」で
      記述することで、対象の「本質」を明らかにする理論
    2.1) 「領域」:事象や対象が成立し関係が形成される枠組みとなる意味空間。
           領域の内側/外側を区分する。内側に構造・関係を内包する。
    2.2) 「構造」:領域内で対象と関係の配置とそれが形成する相互作用のパターンを
           まとめた枠組み。構造領域の内側に領域・関係を内包する。
    2.3) 「関係」:領域内で複数の対象が相互に影響を及ぼす作用の構造、及び、
           当該領域と当該領域内の対象が、他領域と他領域内の対象と
           相互に影響を及ぼす作用の構造。
           関係領域の内側に領域・構造を内包する。
  3) BS-DSRフレーム(BS-DSR Framework)
     ・DSR理論を実践するため、BS基本構造を使い、対象を分析するフレームワーク
    3.1) 領域:
      3.1.1) 何のBSか
      3.1.2) 誰のBSか:単体/相対/集合体
    3.2) 構造:
      3.2.1) 現象/源泉(借方/貸方):現れている現象と、その源泉は
      3.2.2) 内発/外発:源泉は内発(自分)か、外発(他者)か
      3.2.3) SF構造:ストック構造(自立)か、フロー構造(依存)か
    3.3) 関係:
      3.3.1) 自立か、依存か
      3.3.2) 依存の場合
          3.3.2.1) 自己成果依存
          3.3.2.2) 他者義務依存
          3.3.2.3) 他者成果依存
          3.3.2.4) 他者協力依存
  4) 抽象構造原理(DSR理論)と原理の具体実装(BS-DSRフレーム)
    4.1) DSR理論:領域・構造・関係の三層であらゆる対象を記述する理論。
         世界の構造を抽象化した原理
    4.2) BS-DSRフレーム:
      4.2.1) BSは世界で最も構造が可視化されている実装物のひとつ
      4.2.2) BSの特徴
          4.2.2.1) 領域が明確:単体/相対/連結
          4.2.2.2) 構造が明確:借方/貸方=現象/源泉、外発/内発、SF構造
          4.2.2.3) 関係が明確:債権/債務、出資/資本、権利/義務、等
    4.3) DSR理論とBS-DSRフレームの関係:<抽象構造→具体実装>の階層構造
  5) DSR理論の意義
   5.1) BSに内在する構造原理を抽出し、領域を超えて一般化した抽象理論
      ・DSR理論は、BSに内在していた構造原理を抽出し、その原理を経済領域を
       超えてあらゆる事象へ一般化・拡張した理論
   5.2) BSで長く使われてきたが言語化されなかった原理を初めて提示
      ・BSは世界で広く実務で長く使われてきたが、背後の構造原理は
       言語化されていない→DSR理論は世界で初めてその構造原理を明らかにした
    5.3) 世界の事象を「領域・構造・関係」で読み解く普遍的フレーム
      ・DSR理論と BS-DSRフレームは、世界のあらゆる事象を“領域・構造・関係”
       の三層から読み解き、その本質を可視化するための、
       最も普遍的で強力な方法論

6.多様な事象を捉えるユニバーサルフレーム

★DSR理論を使い、今後その「本質」を明らかすることを想定している分野

 第Ⅱ部:価値の本質――対象の「意味」とは「価値」/「存在」は「価値の認識」から始まる
 第Ⅲ部:資産の本質――価値が「現象」として現れたのが「資産」/資産の全体像を把握する
 第Ⅳ部:貨幣の本質――資産の究極系としての「貨幣」/貨幣とはいったい何なのか?
 第Ⅴ部:政府の本質――貨幣を生み出すのは「政府」か?他の誰かか?
 第Ⅵ部:市場の本質――貨幣の領域に存在する「市場」/貨幣は市場にどう作用するのか?
 第Ⅶ部以降~   ――社会、権力、組織、コミュニケーション、文化、等々

★将来、自然科学・認識論・情報論などへの拡張が期待される余地

・量子学の粒子/波の二重性:
 → 波動とは、「関係」が開いたまま展開している状態
   (「関係」が確定していない→「構造」に「ジャンプ」していない)
 → 粒子とは、「関係」が閉じて「構造」へ「ジャンプ」した状態
   (「関係」が確定して「存在」が現れる)

・観測による状態の確定(観測問題):
 → 観測とは、「対象領域ジャンプ」を起動し、開いた「関係」を閉じて「構造」を
   確定させる作用

・プランク長とは:
 → プランク長とは、「関係」をそれ以上開けない極限のピッチ(刻み)、あるいは、
   「関係」をこれ以上細分化できない、「ジャンプ」の最小ピッチ(最小刻み)
   連続は存在せず、「関係」は離散的な階段状に閉じる

・ゼノンのパラドックス(無限背進)とは:
 → 閉じるべき「関係」を閉じないと仮定したときにだけ現れる無限、あるいは、
   「関係」が決して閉じないという非現実的な仮定から生じる数学的無限、あるいは
   現実世界では「関係」は必ずどこかで閉じるため、「構造」が現れ、無限は有限に
   切断される (ジャンプによる無限の切断)

・不確定性原理とは:
 → 「関係」がひらいたままでは「構造」は確定しない

・他世界解釈とは:
 → 多世界とは、「関係」の確定が内と外の「領域」 を生み続けることの見かけ

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