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馬の骨でも考える/Even a Nobody Thinks…

相対関係における資産移動の類型とは

Posted on 2024-07-012024-07-04

BSから見える『お金のしくみ』
★Ⅰ.馬の骨でもわかる『BSのしくみ』
  【3】資産増減の類型

    2.ストック間移動 <★★★今回はココ★★★>
★Ⅱ.馬の骨でもわかる『お金のしくみ』
★Ⅲ.BSから見える『財政破綻とは何か?』
★Ⅳ.BSから見える『成長とは何か?』

★目次
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今回は、資産の増減が<ストック/フロー> X <単体/相対> の組み合わせで類型化ができる、という話の第二回目です。

❶ ストック X 単体 【ストック自己増減】
❷ ストック X 相対 【ストック間移動】
❸ フロー X 単体  【自己フロー投入】
❹ フロー X 相対  【外部フロー投入】

のうち、今回は、

❷ ストック X 相対 【ストック間移動】

について説明します。

Ⅰ.【3】2.ストック間移動

2当事者間の相対関係における資産の移動を類型化する際、まず以下の二つに大別できます。

★ 当事者の資産が相手の資産と入れ替わる   <交換>
★ 当事者の資産が、相手方に一方的に移動する <強奪/喪失><贈与>

それぞれについて、具体的に見ていきます。

<②+交換/②-交換>

当事者の資産が相手の資産と入れ替わる類型としては、<交換>が挙げられます。

交換の為には、双方の合意が必要であること、また双方が合意する前提として、交換される双方の資産価値が等価であると双方が認識することが必要です。

交換における資産の増減を見てみます。

・資産増加の類型:②+交換 (持っていなかった資産Bが増加する/相手から移動する)
・資産減少の類型:②-交換 (持っていた資産Aが減少する/相手に移動する)
・⇒⇒入替⇐⇐  :資産Aと資産Bが入れ替わっただけで、資産総額は変動無し。

<③+強奪/③-喪失>

当事者の資産が相手方に一方的に移動する類型はふたつありますが、最初は<強奪/喪失>です。

<強奪>は、一方の当事者が相手方との合意なしに、あるいは相手方の意向に反して、強引に相手方の資産を接収します。

一方、<喪失>は、強奪で資産を接収される場合の他に、原因不明を含む何かの理由により、資産が減少する、あるいは、紛失するケースです。

<強奪/喪失>における、資産の増加を見てみます。

<強奪/喪失>における、資産の減少を見てみます。

・資産増加の類型:③+強奪 (持っていなかった資産を相手から奪い取る)
・資産減少の類型:③-喪失 (持っていた資産を相手に奪われる/自然に紛失する)

<④+贈与/④-贈与>

当事者の資産が一方的に相手に移動する類型のふたつ目は、<贈与>です。当事者が自分の資産を、相手からの見返りなしに、一方的に相手に移動させます。

贈与における資産の増加を見てみます。

贈与における資産の減少も見てみます。

・資産増加の類型:④+贈与 (相手から相手の資産を受取る)
・資産減少の類型:④-贈与 (相手に自分の資産を渡す)

まとめ

今回は、2当事者間の相対関係において資産が移動する類型を見てきました。整理しておきます。

★当事者の資産が相手の資産と入れ替わる <②+交換/②-交換>


★ 当事者の資産が、相手方に一方的に移動する(1)  <③+強奪/③-喪失>

★ 当事者の資産が、相手方に一方的に移動する (2)  <④+贈与/④-贈与>

今回は以上です。次回は、「フロー X 単体【自己フロー投入】」について見てみることにします。

それでは。

★Ⅰ.【3】資産増減の類型

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1 thought on “相対関係における資産移動の類型とは”

  1. ピンバック: 『投資資産/相対純資産』が持つ『二面性』とは – 馬の骨でも考える

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